気配りと話し方>正論が全てか？上司に主張する方法

仕事に対する考え・価値観の違いで不平不満が出てきた場合、
また上司の意見や指示に対して納得できないことがあった
場合、上司に正論を主張する人がいます。

しかし、感情のまま上司に訴えても良いものでしょうか？
上司には立場があり、さまざまな事情を考慮して、
解決するための方法を考えている途中かもしれません。

このような場合、先走って正論で抗議しても、「わかっている！」と
言われることもあります。
ですから、正論を主張する前に、一度上司の立場で物事を考えて
みましょう。
上司がどのように考えているかをたずねましょう。

また、時には、上司が間違っていると思われる場合もあるかも
しれません。
しかし、その場合でも「間違っている」とそのまま言うことは
控えたほうが賢明です。

何か意見を述べる場合は、相手の気持ちを考えて
「お考えもわかりますが」とクッション言葉などを入れながら、
「この場合は、こちらのほうが良いのではないでしょうか」と
やんわりと自分の意見を伝えましょう。

このように、相手の立場に立って、この場は言ったほうが良い、
この場は言わないほうが良いという、判断ができる人が
気配りのある話し方ができる人と言えるのです。