気配りと話し方>愚痴を聞くときのポイント

気が付くと愚痴を聞くことに失敗している、
というのはよくある話である。
愚痴を聞くのが好きだという人は、たぶん少ない。
他人の負の感情に触れることは、大抵の人にとってストレスである。
しかし、愚痴を聞く機会は意外と多くあると思う。
ここでは、愚痴を聞く心構えと対処法について述べようと思う。

・愚痴を見分ける
相手が感情のまま否定的なことを吐き出しているだけか、
意見を求めているかどうか、
この辺りは相手を注意深く見ていれば判断はつくはずだ。

・感情を共有する
相手の感情を共有しよう。この感情の共有で、相手のストレスは軽減し、
すっきりさせることができる。

・解決策の提案はしない
愚痴に対して「…するのが良いんじゃない?」など解決策を提案すれば
「分かっている」と怒る場合もある。良かれとしての行為が逆に
雰囲気が悪くなることがあるので注意だ。

愚痴に対して親身になって対応すると良くない結果になる。
相談とは違うので注意してほしい。
とにかく、いち早く愚痴であることに気づき
「聞く」ことに神経を集中させよう。

inserted by FC2 system