気配りと話し方>初対面の距離を縮める方法

何度も会っているのにも関わらず、何故か表面的でよそよそしい人は
いないだろうか?
このような人とはいつまでたっても距離が縮まらない。
自分を知られたくない・自分のレベルの低さを知られたくないという
思いから表面上は相手に合わせて本音を言おうとしない。
いつまでもとっつきにくい人は、いつまでも好感を持たれることはない。

逆に、初対面の相手でも懐に飛び込める人がいる。
初対面ではお互いに不安や警戒をしてしまうのが人間の心理である。
しかしながら、こちらの出方次第で距離を縮めることが可能なのである。

富士登山をしているときのことである。
早朝で頂上を目指して登っているとき、若い男性が私を追い越そうとした。
そのときに、さわやかな声で
「おはようございます」と彼は挨拶をした。
こちらも「おはようございます」と返事をした。そして、男性は
「さすがに朝早い山頂付近は寒いですね、
でももう少しで綺麗な日の出が見れそうでわくわくしています。
お互い山頂まで頑張りましょう」と言った。

気持ちがこもっており、清々しい気分になった。
それから彼とは意気投合して下山までご一緒させていただいた。

思い切って自分の気持ちをぶつけることができれば、
人は心を開き楽しく会話できるはずだ。

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